伝記を読む
さて、みなさんはどんな本を子ども達に読んでほしいと思っていますか。本であればなんでもいい、という考えならば、子ども達に本を薦めることはできないのではないでしょうか。できれば、自分のお薦めの本を一冊でも持っていると、子ども達が尊敬してくれるのではないでしょうか。また、それにたいして熱く語ったりできれば、子ども達が興味を持ってくれるようになるでしょう。
さて、あまり読書をしてくれない子ども達にまずすすめたいのは、伝記。これは、いいです。まず、物語がある。そして、クライマックスがある。そして、必ず終わる。
伝記はほとんど漫画です。ですから、とっかかりやすいというのがあります。そして、伝記になるくらいですから、必ずその人の人生には山あり谷ありです。だから、面白いんです。さらに今生きている人の伝記が書かれていることは少ないですから、ほとんど亡くなられた方の伝記です。ですから、必ず最後は終わります。これは実は大事なんです。私たちは、やっぱり本を読むという作業は大変なことなんですね。ただ、ゴールが見えてくるとがんばれる。残りのページ数が少なくなると、最後まで読んでみようと思える。さらに、登場した人物の年がある程度上がっていくと、変な話かもしれませんが、「もうすぐ死んで終わるんだろうな」という安心が出てくるのです。
とにかく、伝記という種類の本は、読書が苦手な子どもがなんとか取りかかることができて、最後まで読み切ることのできる要素がたくさんあります。
ぜひ、伝記を読ませるようにしましょう。
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