わたしとあそんで (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
わたしとあそんで

作・絵:マリー・ホール・エッツ
訳:与田 凖一
出版社:福音館書店

はらっぱへ遊びに行った少女のおはなし。
「ばったさん、あそびましょ」と、草の葉にとまっていたバッタを捕まえようとしますが、逃げてしまいます。
「かえるさん、あそびましょ」と、池のちかくにいたカエルを捕まえようとしますが、逃げてしまいます。
カメも、リスも、かけすも、ウサギも、ヘビも、みんな捕まえようとすると逃げてしまいます。
誰も遊んでくれないので、池のそばの石に腰掛けてじっとしていました。

すると、バッタが戻ってきて、草の葉にとまります。
カエルも戻ってきて、草むらにしゃがみます。カメも、リスも・・・みんなもどってきました。
誰も、もう怖がって逃げたりはしません。
シカの赤ちゃんがやってきて、少女のほっぺたをなめます。
「ああ わたしは いま、とっても うれしいの。とびきり うれしいの。」
「なぜって、みんなが みんなが わたしとあそんでくれるんですもの。」

野原にとびだした女の子と、バッタやカエルなどの小さな動物との交流を、このうえなくあたたかくうたいあげた絵本。生きとし生けるものが共感しあえる世界を、静かに語りかけています




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